キウイと三毛猫

アラサー、女性、獣医です

自分を認めるのは誰だ?【ダルちゃん】

こんにちは、キウイです。

 

私が最近はまっている漫画「ダルちゃん」。

とても優しい漫画ですが、痛いところをついてくる不思議な物語です。

自分の幸せとは何か?自分を認めるのは誰だ?

 

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「ダルちゃん」とは、資生堂の「花椿」というサイトで

連載されている漫画です。

hanatsubaki.shiseidogroup.jp

 

ダルちゃんという女性は”ダルダル星人”であるというコンプレックスを隠し、

周りと同じような自分を演じながら過ごしています。

コンプレックスとどう向き合い、どう変化していくかを描いた漫画です。

 

とても柔らかなタッチで描かれる物語ですが、

取り上げているテーマはどれも目をそむけたくなるものばかりです。

 

・コンプレックスを隠し、目をそむける自分

・コンプレックスを理由に、消極的になる自分

・アート作品やSNS媒体の中で自分の人間関係をさらすことの是非

・人を好きになるとは?自分を好きになるための手段なのか?

・人と付き合うとは?誰が誰を幸せにするのか?

・普通とは何か?

 

読む人によって、強く感じるテーマは異なると思います。

個人的には、ダルちゃんがどうコンプレックスを乗り越えていくか、が

一番興味を惹かれいている部分です。

 

本日更新の50話あたりでは、ダルちゃんが自分で自分を認めることでしか

コンプレックスを乗り越えることはできない…という流れになってきています。

彼氏を幸せにすることで自分の存在価値を見出そうともしますが、上手くいきません。

しかしダルちゃんは、詩という形で自己表現をすることにより、

自分を幸せにしてあげることができるということに気づきました。

 

自分の幸せや存在価値の決定権を、他人に依存することはあまりにも不安定です。

正直、私にはその傾向があります。

自覚していますが、心が弱っているときに強くその傾向が出ます。

人に認めてもらうこと、否定されないことが、幸せの基準となっているとき

ちょっとしたことで自分の存在価値が簡単にも崩れてしまいます。

 

私は最近転職して、大きく環境が変わりました。

それによって、幸いにも自分を認めやすくなりました。

詳しくは、また改めて書きたいと思います。

 

ダルちゃんは、詩を書くことが自己承認の手段になりましたが

今後、どうなっていくのでしょうか。

表現をすることは、それに対する賞賛や否定の波にもまれることだと思います。

ダルちゃんが詩を書けば書くほど、そういう機会が増えるはずです。

他人の評価に対して、ダルちゃんがどう反応し、対応するのかが

今後描かれるんじゃないかな…と勝手に予測しています。

 

ダルちゃんの考察については、この記事がとても勉強になりました。

neofreudian.hatenablog.com

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

ぜひダルちゃんを読んだ感想や意見を聞かせてください。

はじめまして

こんにちは、キウイです。

 

日々思うこと、感じることはたくさんあるのに

忙しい日常の中でかんたんに忘れてしまっているのに気づき、悲しくなりました。

 

今しか感じられないこと、体験できないことが

どれも特別であり、それらを忘れないようにするために、ブログを始めました。

 

私は20代後半の女性です。

獣医師をしています。

同級生や同世代の同業者はみんな、それぞれの転機を迎えています。

そのなかで私なりに感じたことや、勉強したことを記録していきたいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

キウイ